調剤薬局のオーナーにとって、薬局経営と同じくらい重要な仕事に、従業員への適切な対応が挙げられます。
従業員への対応がずさんな調剤薬局は、人材不足に陥ったり、不祥事を起こしたりする可能性が高くなるため、注意しましょう。
ここからは、調剤薬局のオーナーが従業員の薬剤師にしてはいけないことを3つ解説します。

①長時間労働をさせる

調剤薬局のオーナーは、従業員の薬剤師に対し、“長時間労働”をさせてはいけません。
調剤薬局の現場において、人手不足が叫ばれてから久しいですが、他に頼る従業員がいなくても、ある程度勤務時間は決めておく必要があります。
そうしなければ、さらなる人手不足や、従業員による告発などは避けられません。
また、いつまでも明かりが点いていて、処方箋の受付も行っているような調剤薬局は、外部から見ても“労働時間の長い調剤薬局”という風に見られてしまいます。
このような状況では、なかなか新しい薬剤師が面接に訪れることもないでしょう。

②すぐに責任のある立場に就かせる

調剤薬局のオーナーは、まだ経験の浅い従業員の薬剤師に対し、すぐに責任を押し付けてはいけません。
例えば、新卒1年目の薬剤師をいきなり管理薬剤師にさせるといった行動は、控えるようにしましょう。
もちろん、管理薬剤師に特別な資格は必要ありませんが、新人の薬剤師が一人前になるには、3年はかかると言われています。
また、経験が浅い従業員にすぐ責任を負わせると、調剤薬局の現場がうまく稼働しない可能性があります。
もっと言えば、新人薬剤師をすぐ管理職に就かせることで、他の薬剤師の不満が溜まり、職場の空気がギスギスすることも考えられます。

③違法な業務をさせる

当然のことですが、調剤薬局のオーナーは、従業員の薬剤師に“違法な業務”をさせてはいけません。
例えば、上限を超える処方箋を1日で処理させたり、管理薬剤師に調剤を行わせたりといったケースです。
もし、このような状況が発覚すれば、従業員の薬剤師のライセンスに傷が付いてしまう可能性があります。
調剤薬局のオーナーは、常に従業員の薬剤師を守る立場でなければいけませんので、このような真逆の行動を取ってはいけません。

まとめ

ここまで、調剤薬局のオーナーに向けて、従業員の薬剤師にしてはいけないことを解説してきましたが、いかがでしたか?
前述のような行動を取っている調剤薬局のオーナーは、必ずどこかで痛い目に遭います。
また、その際に従業員の薬剤師を巻き添えにしてしまう可能性もあるため、心当たりがある方はすぐに考えを改めましょう。