2020年7月1日、ついに調剤薬局でのレジ袋有料化がスタートしました。
ただ、訪れる患者の中には、「レジ袋が有料になる」となんとなく理解していながらも、細かいことはわからないという方も多いでしょう。
では、調剤薬局はレジ袋に関する質問・要望に対し、どう答えれば良いのでしょうか?

「なぜレジ袋が有料なのか?」と尋ねられた場合

調剤薬局では、患者に「なぜレジ袋が有料なのか?」と質問されることもあるでしょう。
その場合は、「国の方針で有料になりました」「ご協力をお願い致します」と伝えて対応しましょう。
間違っても、無料でレジ袋を渡してはいけません。
また、有料化の理由を細かく伝えようとすると、間違ったことを患者に伝えてしまう可能性もあるため、“国の方針”ということ以外は口にしないことが無難です。

「レジ袋だけ売ってほしい」と言われた場合

調剤薬局では、患者から「レジ袋だけ売ってほしい」という要望があることも考えられます。
ただ、このような要望があっても、レジ袋だけ販売してはいけません。
なぜなら、レジ袋は有料ではあるものの、“商品”ではないからです。
もし、患者にレジ袋だけ販売してしまうと、独占禁止法の“不当廉売”に抵触する可能性があるため、注意が必要です。

「大きめの袋がほしい」と言われた場合

調剤薬局では、患者から「大きめのレジ袋が欲しい」と言われることもあるでしょう。
薬を入れるレジ袋のサイズに関しては、基本的に調剤薬局側が適したサイズを選びます。
そのため、患者に大きめのサイズを要求されたとしても、それに応じなければいけないという義務はありません。
ただ、たくさんのサイズのレジ袋を採用している調剤薬局は少ないでしょうし、どのレジ袋も価格は同じであるため、状況によって柔軟に対応しましょう。

知らない患者に対しては丁寧に対応しよう

レジ袋を取り扱うすべての事業者において、レジ袋が有料化するというニュースは、これまでも大々的に報道されてきました。
ただ、患者の中には、まだそのシステム改正について知らない方もいるため、その際はトラブルが発生しないように、丁寧に対応しましょう。

まとめ

ここまで、調剤薬局のレジ袋に関する質問・要望への対処法について解説してきました。
有料化は今月始まったばかりですから、これから少なくとも数ヶ月は、調剤薬局でレジ袋に関する質問をされたり、要望が出たりする可能性は高いです。
したがって、調剤薬局にとっては少し負担になるかもしれませんが、丁寧な対応と間違った情報を伝えないことを常に心がけておきましょう。