中小調剤薬局のオーナーは、自院の利点を把握しておくことで、新しく募集する人材に良さをアピールできます。
また、それと併せて中小調剤薬局ならではの欠点も把握しておくことで、薬剤師の退職を減らすことも可能です。
では、中小調剤薬局の利点と欠点には、一体どんなことが挙げられるのでしょうか?

中小調剤薬局の利点は?

人材募集をする際にアピールすべき中小調剤薬局の利点には、主に以下のことが挙げられます。

① 薬剤師としてのやりがいを感じられる
中小調剤薬局は患者との距離が近いため、積極的にコミュニケーションを取ることで頼りにされることも多いです。
また、大手の調剤薬局よりも1人1人が行う業務の種類は比較的多く、日々薬剤師としてのやりがいを感じながら勤務できます。

② オーナーとの意思疎通が図りやすい
中小調剤薬局は、薬剤師と患者だけでなく、薬剤師とオーナーの距離も近いです。
そのため、「思っていることが伝えられない…」という状況にはなりにくいでしょう。

欠点にはどんなことが挙げられる?

一方で、中小調剤薬局が薬剤師の退職を減らすために知っておくべき欠点には、主に以下のことが挙げられます。

① 個人の責任が重い
先ほど、中小調剤薬局の利点として、1人1人が行う業務の種類が多いため、やりがいを感じられるということを解説しました。
ただ、これを言い換えると、どうしても個人の責任が重くなりやすいということになります。
したがって、中小調剤薬局のオーナーは、薬剤師に対して「失敗の責任は自分(オーナー)が取る」ということを、普段から伝えておかなければいけません。
そうしないと、責任の重さに耐え切れず退職してしまう薬剤師が増えてしまいます。

② 人間関係に悩むケースが多い
中小調剤薬局は、大手に比べてスタッフの数が少ないです。
つまり、1人の従業員とよりコミュニケーションを取る機会が多いということですね。
これは、信頼関係を築きやすいと捉えることもできますが、関係が悪くなったときの逃げ道がないと捉えることもできます。
したがって、オーナーは関係が悪かったり、性格が合わなかったりする従業員を見極め、なるべくそれぞれが働きやすい環境を作らなければいけません。

まとめ

ここまで、中小調剤薬局の利点と欠点を解説してきました。
もちろん、大手調剤薬局で働きたいという薬剤師は多いですが、中小調剤薬局でもしっかり利点をアピールすれば、優秀な人材を獲得できます。
ただ、いくら人材を獲得できても、離職率が高くなってしまうと意味がないため、いろんなところに目配せをして退職を防ぐことも大切です。