なかなか経営がうまくいかない調剤薬局は、レイアウトに問題があるかもしれません。
つまり、訪れる患者にとって、利用しやすい造りになっていない可能性があるということです。
ここからは、調剤薬局におけるレイアウトのポイントについて解説しますので、ぜひ参考にしてください。

調剤薬局におけるレイアウトのポイント①受付

調剤薬局の受付は、できるだけ入口のすぐ側に設置するのが理想的です。
また、受付付近は、もっとも患者が集まりやすい場所であるため、待合室を通らなければたどり着けないような場所にあると、患者がとても不便さを感じてしまいます。
もし、待合室の先に受付があるようなレイアウトにするのであれば、通路の幅をできる限り広くするなど、患者の利便性を考慮したものにしましょう。
そして、もし坪数に余裕がある場合は、多くの患者に対応できるように、受付のカウンターを長くして、レジを増設することをおすすめします。

調剤薬局におけるレイアウトのポイント②待合室

調剤薬局では、患者1人1人に対して調剤を行わなければいけないため、場合によっては、患者を数十分以上待たせてしまう可能性もあります。
そのため、できる限り患者が快適に過ごせるような環境を整えておきましょう。
近年は、スマホなどで時間を潰す患者も増加していますが、ほとんどスマホを使用しない高齢者の方や子どもなどに対する配慮も重要です。
例えば、お年寄りに向けて、健康に関するコラムを壁に掲示しておいたり、子どもに向けて、キッズスペースを作っておいたりすることは効果的です。

調剤薬局におけるレイアウトのポイント~番外編~調剤室

調剤室に患者が立ち入ることはありませんが、調剤薬局の性質上、調剤室は必ず待合室から見通せるようなレイアウトにしておかなければいけません。
なぜなら、調剤作業の透明性を重視することで、より患者に安心感を持ってもらえるためです。
ただ、調剤室の面積は法律で6.6㎡以上と定められており、なおかつ仕切りなどに関しても規定があるため、その点を加味した上で、透明性を維持できるようなレイアウトにする必要があります。

まとめ

ここまで、調剤薬局におけるレイアウトのポイントについて解説しました。
たとえ、その患者にとって立地的に便利な調剤薬局であっても、不便なレイアウトだと利用されなくなくなる可能性があるため、注意しましょう。
また、人手不足が叫ばれている調剤薬局において、患者のストレスを軽減するためには、待ち時間を減らす工夫だけでなく、“待ち時間を快適に過ごしてもらう工夫”も必要だと言えます。