調剤薬局において、従業員が不足し、それが経営難や廃業に繋がるというケースは、決して少なくありません。
そのため、調剤薬局のオーナーは、“セクハラ”の定義を理解し、従業員が働きやすい職場環境、退職しにくい環境を維持する必要があるでしょう。
具体的に解説します。

調剤薬局のオーナー必見!セクハラの定義とは?

セクハラとは、“セクシャルハラスメント(Sexual Harassment)”の略であり、職場において、従業員の意に反する性的な言動が行われ、それを拒否することによって、解雇や減給などの不利益を受けることを言います。
または、性的な言動が行われることによって、職場環境が悪くなり、従業員における能力の発揮に悪影響が生じることを指します。

セクハラの種類について

セクハラには、主に2つの種類があります。
先ほど解説したセクハラの定義のうち、“職場において、従業員の意に反する性的な言動が行われ、それを拒否することによって、解雇や減給などの不利益を受ける”というものは、“対価型セクハラ”と呼ばれています。
例えば、調剤薬局内において、薬剤師がオーナーに腰や胸などを触られたため、抵抗したら、給料を下げられたといったケースです。
また、“性的な言動が行われることによって、職場環境が悪くなり、従業員における能力の発揮に悪影響が生じること”は、“環境型セクハラ”と呼ばれています。
これは、例えば、調剤薬局内において、ある薬剤師に関する性的な情報が流れてしまったことで、その薬剤師が不快感を覚え、仕事が手に付かない状況になるといった状態を指しています。

セクハラの被害者、加害者が受ける影響

従業員がセクハラの被害者になってしまうと、出勤できなくなったり、精神的もしくは身体的な疾患になってしまったりします。
また、最悪の場合、自殺に至ってしまうことも考えられます。
一方、セクハラの加害者は、信頼性が低下するだけでなく、損害賠償責任や刑事責任を負い、社会的地位を完全に失うことも考えられます。
そして、セクハラが許されているような職場は、他のルールに関してもおろそかになりやすく、職場環境は悪化していくでしょう。

まとめ

ここまで、調剤薬局のオーナーが理解しておくべきセクハラの定義、種類などについて解説してきました。
調剤薬局のオーナーは、これらのセクハラの定義、種類、従業員や自身への影響を理解した上で、セクハラ行為が行われないような調剤薬局を目指す必要があります。
また、“セクハラ=男性が女性に対して行うもの”というイメージがありますが、男性が被害者となるケースもあるため、そこは誤解してはいけません。