多くの調剤薬局は、人手不足に悩んでいます。
ただ、オーナーが従業員への接し方を間違えていることが原因で、離職率が高くなり、人手不足に陥っているという可能性もあります。
したがって、今回は調剤薬局のオーナーが知っておくべき“パワハラ”の定義、種類ついて解説したいと思います。

調剤薬局のオーナーが知っておくべきパワハラの定義とは?

調剤薬局のオーナーが知っておくべきパワハラの定義には、主に以下の3つが挙げられます。

①地位を利用している
調剤薬局のオーナーが、地位を利用して行うことは、パワハラに該当します。
このような接し方をされた従業員は、「断ったらどうなるかわからない」「断ったら評価が悪くなる」という圧力を感じてしまいます。

②業務の適正範囲を超えた指示や命令である
調剤薬局のオーナーが、業務の適正範囲を超えた指示、命令をすることも、パワハラに該当します。
例えば、ミスをした従業員に土下座を強要するなどの行為が挙げられます。

③精神的苦痛を与える行為、職場環境を悪くする行為である
従業員に対して精神的苦痛を与える行為や、職場環境を悪くする行為も、パワハラに当たります。

調剤薬局のオーナーが知っておくべきパワハラの種類は?

調剤薬局のオーナーは、パワハラの定義だけでなく、具体的にどんな種類があるのかについても把握しておきましょう。

①暴力、傷害
直接暴力を振るったり、怪我を負わせたりすることは、当然パワハラに当たります。

②脅迫、名誉毀損、侮辱
地位を利用して従業員を脅したり、汚い言葉で侮辱したりする行為は、精神的苦痛を与える行為であるため、パワハラに該当します。

③無視、隔離
従業員を無視したり、人間関係から隔離したりする行為も、1つのパワハラです。

④過大要求、過小要求
業務上、明らかにできないことを要求することは、パワハラに該当します。
また、逆に簡単な業務ばかりを与え続けることも、パワハラに当たる可能性があります。
ずっと掃除ばかりさせ続け、薬剤師ならではの仕事を与えないなどの行為です。

⑤プライベートに踏み込みすぎる
従業員のプライベートに踏み込みすぎると、パワハラになる可能性がありますし、これが女性相手だった場合、セクハラに該当することも考えられます。

まとめ

ここまで、調剤薬局のオーナーが知っておくべきパワハラの定義、そして種類について解説しました。
従業員が長続きしないという調剤薬局のオーナーは、1度職場環境や自身の従業員との接し方に問題がないかどうか、見直してみましょう。
意識はなくとも、知らず知らずのうちに、従業員に精神的苦痛を与えているかもしれません。