調剤薬局のM&Aを検討するオーナーは、さまざまな疑問を抱えていることでしょう。
また、そのような疑問は、実際調剤薬局のM&Aに踏み切る前に解決しておかなければいけません。
したがって今回は、調剤薬局のM&Aを検討するオーナーによくある、素朴な疑問に1つ1つ答えていきたいと思います。

よくある調剤薬局のM&Aに関する素朴な疑問①買い手について

Q.調剤薬局のM&Aでは、どのような買い手を選べばいいのでしょうか?

A.どんな調剤薬局にも共通して言えることは、“経営理念を共有できる買い手”を選ぶべきだということです。
経営理念を共有できる買い手でなければ、M&Aが成立した後、オーナーが築き上げてきたその調剤薬局の色を残すことができなくなるためです。
もちろん、希望の譲渡価格、時期、従業員の雇用など、売り手の条件にマッチした買い手だということは前提です。

よくある調剤薬局のM&Aに関する素朴な疑問②M&Aの進め方について

Q.調剤薬局のM&Aは、なぜ秘密裏に進める必要があるのですか?

A.調剤薬局のM&Aを進めている段階で、売りに出されるということが知れ渡ってしまうと、その調剤薬局の従業員や関連医療機関、ひいては患者や取引先にまで、不安を与えることになるためです。

よくある調剤薬局のM&Aに関する素朴な疑問③M&Aの伝え方について

Q.調剤薬局のM&Aを行うという事実を、従業員や関連医療機関にどうやって伝えればいいかわかりません。
どうすればいいでしょうか?

A.調剤薬局のM&Aを行うという事実は、しっかり買い手が決定してから、従業員、関連医療機関などに伝えます。
伝え方としては、“信頼性の高い買い手であること”、そして“M&A後も体制は大きく変わらないこと”について、真剣に伝えるようにしましょう。
もちろん、そのためには、先に信頼性の高い買い手を見つけなければいけません。

よくある調剤薬局のM&Aに関する素朴な疑問④経営体制の改善について

Q.調剤薬局の経営体制に少し難があっても、M&Aは成立するのでしょうか?

A.より条件の良いM&Aを成立させたい場合、できれば経営体制における問題は、M&Aの成立前に改善しておきましょう。
例えば、薬剤師の教育体制、経営の効率性などに関しては、特に改善しておくべき点だと言えます。

まとめ

ここまで、調剤薬局のM&Aを検討するオーナーによくある、素朴な疑問にお答えしてきました。
1つの疑問が複数の疑問を生んでしまうと、オーナーはなかなか調剤薬局のM&Aに踏み切れません。
逆に、1つでも疑問を解決すれば、複数の疑問が一気に解決する可能性があるため、疑問を残したままM&Aに踏み切らないことを心掛け