経営が苦しい調剤薬局には、M&Aという選択肢があります。
ただ調剤薬局はM&Aに踏み切る前に、1度販売戦略を見直し、経営状況の立て直しを試みるべきでしょう。
今回は、調剤薬局が売上をアップさせるために実践すべき販売戦略について解説します。
もし経営状況を立て直すことができれば、今後の選択肢はもっと広がるでしょう。

調剤薬局が売上をアップさせるために実践すべき販売戦略①積極的なコミュニケーション

調剤薬局が売上をアップさせるためには、患者との積極的なコミュニケーションを心掛けるべきです。
例えば患者に対して、“この商品はおすすめです”というようにコミュニケーションを取ることで、患者の購買意欲アップに繋がります。
“薬剤師から勧められた商品”は、患者にとって非常に信頼性が高いためです。
特に、調剤薬局に何度も足を運んでくれる患者に対して積極的に商品を勧めるという戦略は効果的です。
“自分のことをしっかり見てくれている”と患者に感じてもらうことで、売上アップの継続が期待できます。
また患者に認識してもらいやすいように、“薬剤師がおすすめする”というような文言を記載したPOPを設置するのも効果的でしょう。

調剤薬局が売上をアップさせるために実践すべき販売戦略②調剤薬局ならではの商品の取り扱い

調剤薬局が売上をアップさせるためには、調剤薬局ならではの商品を取り扱うことも重要です。
調剤薬局において、ドラッグストアやスーパー、コンビニなどでも販売されている商品を推奨することは、あまり効果的ではありません。
なぜかと言うと、調剤薬局は“価格の安さ”という点で劣っているためです。
基本的に調剤薬局では、ドラッグストアやスーパーなどで安く販売されている商品が定価で販売されています。
したがって価格では勝ち目がない分、他の店舗で取り扱っていない商品を取り扱うべきなのです。
またその商品を、患者に“調剤薬局でしか扱っていない商品”だと認識してもらうことも大事です。
そのためには、やはり先ほど解説した積極的なコミュニケーションが重要になります。
“薬剤師に進められた調剤薬局にしか置いていない商品”は、患者にとってさらに信頼性が高く、魅力的な商品となるでしょう。

まとめ

調剤薬局の売上をアップさせるための販売戦略について解説しました。
今回解説した戦略を簡単にまとめると、“調剤薬局の強みを活かした販売戦略”ということになります。
経営が苦しい調剤薬局のオーナーは、閉業やM&Aの前に今回の販売戦略を実践してみましょう。
実践した結果、それでも経営状況が上向きにならなかった場合、本格的にM&Aなどの選択肢を検討するべきでしょう。