調剤薬局のオーナーは、M&Aによる薬局の売却が完了するまで、どれくらいの期間が必要なのかを知っていますか?
M&Aに踏み切る理由はさまざまですが、必要な期間を把握していないと、自分の段取りがスムーズなのか遅れているのかを判断できません。
また期間が長期化してしまう理由についても、併せて把握しておきましょう。

調剤薬局のM&Aには最低でも半年は期間が必要

調剤薬局のM&Aが完了するまでには、最低でも半年程度かかります。
調剤薬局のM&Aが完了するまでに必要な期間としては、買い手企業との交渉期間や引き継ぎのための期間などが挙げられます。
ちなみに“最低半年”なので、1年以上の期間がかかる場合も決して稀ではありません。
したがって、これから調剤薬局のM&Aを検討しているオーナーは、半年~1年の期間に完了すれば、比較的スムーズだと考えておきましょう。
では、半年~1年よりもっと期間が長期化してしまう理由には、どんなことが挙げられるでしょうか?

調剤薬局のM&Aにおける期間が長期化してしまう理由って?

調剤薬局のM&Aにおける期間が長期化してしまう理由はいくつかあります。
まず1つ目は、“買い手企業の対応が遅れる”という理由です。
売り手企業がどれだけ適切にM&Aの段取りを組んだとしても、買い手企業がなかなか意思決定をしてくれない場合、期間が長期化してしまうことはやむを得ません。
2つ目は、“調剤薬局のオーナーの迷い”です。
実は調剤薬局のM&Aの期間が長期化してしまう1番大きな理由は、オーナーの迷いだと言われています。
M&Aは期間が長期化してしまうほど、売却価格が下がってしまうため、迷いは禁物です。
したがって、1度M&Aによる売却を決めた以上は潔く決断するべきでしょう。
3つ目の理由には、“資料準備の遅れ”が挙げられます。
M&Aでの売却を考えている調剤薬局の中には、経営状況が厳しいところも多いです。
そして経営状況が厳しい調剤薬局では、オーナーが現場に立っているという場合も非常に多いです。
つまり調剤薬局の現場における業務に時間をとられ、なかなかM&Aに必要な資料を準備できないことが、M&Aの期間の長期化に繋がってしまうということです。
オーナーの負担は大きいかもしれませんが、先ほども言ったようにM&Aが長期化するとどんどん不利な契約になってしまうため、できる限り手続きを優先できるように工夫しましょう。

まとめ

調剤薬局のM&Aが完了するまでに必要な期間と、長期化してしまう理由について解説しました。
できる限りメリットのある契約でM&Aをしたいのであれば、調剤薬局のオーナーは長期化を避けるように心掛けるべきです。
親族や従業員などに反対されてM&Aが長期化するということも考えられるので、オーナーは明確なプランと確固たる意思を持っておかないといけません。