長年経営を続けてきた調剤薬局をM&Aで売却するのは、なかなか勇気のいることです。
ただ今が調剤薬局を売却するのにふさわしいタイミングなのであれば、できる限り早めに決断するべきでしょう。
今回は調剤薬局をM&Aで売却するのに適したタイミング、そして適していないタイミングについて解説します。

調剤薬局をM&Aで売却するのに適しているタイミングを知ろう

調剤薬局をM&Aで売却するのに適しているタイミングは、調剤薬局における業績、または事業意欲をチェックすれば判断しやすくなります。
もっとも売却に適しているタイミングと言えるのは、業績が良いにも関わらず、オーナーの事業に対する意欲が欠けているときです。
調剤薬局として順調に経営していても、オーナーの事業への意欲が欠けている場合、M&Aで売却すれば、調剤薬局としてもっと成長することが見込めます。
また事業への意欲が欠けているオーナーにとってM&Aによる売却は、経営から解放されるだけでなく、利益を手にすることもできる理想的な選択肢だと言えるでしょう。
業績が良ければ高い売却価格が付くことも期待できるので、ベストなタイミングでしょう。
ちなみに調剤薬局の業績が良くなくても、オーナーの事業への意欲が欠けている場合は、比較的売却に向いているタイミングだと言えます。
今後業績が良くなる見込みがないと判断した時点でM&A仲介業者に相談しておけば、それほど高い価格は見込めなくても、M&Aによる売却ができるかもしれません。

調剤薬局をM&Aで売却するのに適していないタイミングって?

続いては、調剤薬局をM&Aで売却するのに適していないタイミングについて考えてみましょう。
もっとも適していないタイミングは、調剤薬局の経営状況が順調で、オーナーが事業に対して意欲的なときです。
これからさらに調剤薬局としての飛躍が期待できる状況のため、M&Aによる売却を考える必要はまったくないと言えます。

調剤薬局をM&Aで売却するかどうか難しいタイミングについて

調剤薬局の経営状況は芳しくなくても、オーナーが事業に対して意欲的な場合は、どう判断すればいいのでしょうか?
この場合は少し特殊であり、売るタイミングでも売らないタイミングでもないと言えるでしょう。
例え経営状況が悪くても、業績が回復する見込みがあるのなら静観すべきです。
ただ調剤薬局を売却して、その利益で新しい事業展開を目指すという選択肢もあります。

まとめ

調剤薬局の売却を考えているオーナーは、“業績が悪い=売るタイミング”と考えないようにしましょう。
例え業績が悪くても、調剤薬局の経営状況を分析することによって、別の道が開けるかもしれません。
また業績が良くてもオーナーの事業意欲が欠けている場合、事業承継を目指して後継者を見つけ、育成するという選択肢があることも忘れないようにしましょう。