基本的に、会社というのは事業承継を行い、経営者が交代しながら続いていくものです。
しかし、中小企業など比較的小規模の会社では後継者不足のため、事業承継が困難となっているのが現状です。
事業承継が困難な現状で、会社を存続させるためにはどうしたらいいでしょうか?

事業承継が困難となった現状の背景にあるのは?

それではなぜ、中小企業では事業承継が現状困難となっているのでしょうか?
後継者がいない企業というのは、何も経営難となっているわけではありません。
たとえ経営が順調であっても、事業承継が難しいのです。
その理由にはいくつかあるのですが、例えば昔の中小企業の場合は子どもがそのあとを継いでいくというのが一般的でした。
しかし、現在は職業選択の自由を尊重する考え方が広まっているため、会社を継ぐ意思のない子供が増えているのです。
子どもがいない家庭も増えているため、まず後継者がいないという場合もあります。
最近では、そもそも最初から事業承継を行わないつもりで会社を興すことが多いという現状もあり、事業そのものも将来的に大きくなっていくものではなく、現在の需要を満たすだけという場合も多いようです。
しかし、調剤薬局などのように、存続したいとは思っていても後継者がいないため、事業承継が現状できないという場合もあります。
今後も存続したいと考えている場合、事業承継をしていくには現状でどのような手段があるでしょうか?

事業承継ができない現状では、M&Aの活用も考えよう

事業承継ができないものの、会社を存続させたいと現状に悩んでいる場合は、M&Aについても考えてみましょう。
現在、後継者不足で悩む調剤薬局ではM&Aが盛んに行われていて、大手の企業に吸収合併される形で調剤薬局そのものは存続していることが多いのです。
M&Aと聞くと、ニュースで見る大手企業同士の吸収合併などが印象に強いのですが、たとえ個人経営であってもM&Aの対象となるのです。
M&Aを行うことで、その企業の取引や人脈、知的財産などはそのまま引き継がれ、有効に活用されることとなります。
また、社員などもそのまま雇用される可能性があるので、再就職先を探す必要性が減るかもしれません。
後継者がいないことで事業承継が困難な現状、M&Aによって事業承継を図る企業は増えているのです。
M&Aの場合は創業者利潤も最大化できるため、会社を閉鎖する前にM&Aを検討してみてはいかがでしょうか?

まとめ

現在、中小企業の多くは後継者が不足していることから、事業承継が困難という現状に陥っています。
これからもその事業を存続させたいと考えている場合は、無理に後継者を探すよりも事業承継のためにM&Aを行うことも検討してみましょう。
事業承継が現状困難となっている場合は、M&Aによって経営権を譲ることも一つの選択肢でしょう。