「企業買収ファンド」という言葉を皆さんはご存じでしょうか?
ご存じの方の中には、あまり良いイメージを持っていない方もいるかも知れません。
今回は企業買収ファンドについて解説し、企業買収ファンドがM&Aの買い手になる事はあるのかについても合わせて解説します。

企業買収ファンドの概要

企業買収ファンドとは、企業を買収して企業の価値を高め、その後買収した企業を転売したり、上場させたりして利益を上げる組合や団体の事を指します。
企業買収ファンドの活動は、一般的に以下の流れで行われます。
まずは対象企業の株式の過半数を取得し、その企業の支配権を得ます。
そこから経営資源の集中等の戦略を実行し、企業価値を上げて株式を売却する事で利益を得るという流れです。
冒頭で触れた企業買収ファンドの「悪いイメージ」とは、主に上記の「戦略」の中にあります。
企業買収ファンドには利益を優先したM&Aというイメージがあり、もし買収されてしまうと、従業員は戦略上解雇されるかもしれないという不安があります。
「企業を買収して食べ尽くし、利益の為だけに行われる」という、いわゆる「ハゲタカ」のイメージが強いのが、企業買収ファンドの特徴です。

企業買収ファンドが調剤薬局の買い手になるケースは?

ただ先ほどの企業買収ファンドのイメージは、あくまでM&Aにおける敵対的な戦略です。
調剤薬局のにおいて企業買収ファンドが買い手になる場合、友好的なM&Aが行われる場合がほとんどです。
企業買収ファンドが買い手になる調剤薬局のM&Aは、むしろ調剤薬局にとってのメリットが多く存在します。
例えば企業買収ファンドが買い手となる事で、調剤薬局にはそのファンドの資金や経営の為のノウハウが入ることになります。
また他企業からの信頼性アップにも繋がり、後継者不足や経営不振に苦しんでいる調剤薬局にとっては、非常に有効なM&Aとなります。
もし企業買収ファンドが調剤薬局の買い手になっても、無理な解雇をしたり、独裁的に売却されたりという事はほとんどありません。
従って、企業買収ファンドの方針を把握した上で納得するのであれば、調剤薬局を企業買収ファンドに買い取ってもらう事を検討してみるべきでしょう。

まとめ

企業買収ファンドのみならず、調剤薬局のM&Aは様々な問題を解決に導いてくれます。
もしM&Aの具体的な方法や手順が分からないという場合は、1度M&Aの仲介業者に相談してみましょう。
もしM&Aを持ちかけられている会社がある場合、仲介業者に相談すれば第三者の目線で適切なアドバイスをしてくれます。
先入観に左右されて行動しないというのは、時に大きなチャンスを逃す事にも繋がります。