調剤薬局のオーナーさんは、業務内容やオーナーさんとしての自覚をしっかりと後継者に植え付ける必要があります。
ただ、後継者側はオーナーさんの指示通りに動いていればいい訳ではありません。
自分が事業継承の後継者に選ばれたら、オーナーさんになるまでに確認しておくべき注意点を紹介します。

事業承継を成功させるために!事業承継で後継者が確認すべき注意点①

まず確認すべきなのは、事業承継が実行されるまでの期間です。
多くのオーナーさんは後継者を育成する期間を考えてプランを計画していますが、もちろんこのプランを後継者自身も知っておく必要があります。
何故かと言うと、オーナーさんが「もう後継者として十分育成出来た」と感じても、後継者に自信がないと意味がないからです。
後継者は事業承継が行われるまでの期間を正確に把握しておくことで、もう少しスキルや自身を身に付けたいとオーナーさんに直談判し、プランの変更・延長を申し出ることも出来ます。

事業承継を成功させるために!事業承継で後継者が確認すべき注意点②

もう1つは、業務内容について細部までしっかり確認しておくということです。
事業承継における後継者になるということは、いずれ全ての業務を自分で判断出来るようになる必要があるということです。
例えば、一見簡単に思える業務でも実際はルールが多かったり、イレギュラーが発生したりする業務も多々あります。
オーナーさんも、なるべく全てのことを伝えようと努力してくれるとは思いますが、細かいことは引き継ぎ忘れている可能性もあります。
気になった時点ですぐに質問して、オーナーさんに引き継ぎ忘れを防止してもらうことも大切でしょう。

事業承継を成功させるために!事業承継で後継者が確認すべき注意点③

事業承継は、もちろん言葉で伝えるだけで成立するものではありません。
ほとんどのオーナーさんは、事業承継用の資料を作成してくれます。
この事業承継用の資料に関しても、後継者には確認すべき注意点があります。
それは「業務内容」だけでなく、「その業務をする理由」までの記述があるかどうかの確認です。
例えば発注業務説明の項目において、「薬を不足させてはいけない」という記述があったとします。
ただそれだけでは、「薬を不足させるとどんなことが起こるのか」というのを十分に理解出来ません。
「適正な在庫を維持しないと経営が安定しない」、「急に発注すると取引先との信頼関係に影響する」と言った理由の記述がなければ、必ずオーナーさんに確認しましょう。
事業承継における後継者は事務的に業務を覚えこなしていくだけでなく、1つ1つの注意点を確認しながらスキルアップする必要があるのです。